建築士会の皆さんと木材利用建築見学会に行ってきました。
兼松サステック(株)という高耐久木材加工会社さんの主催で
施工された建物をいくつか回りました。
簡単に言うと防腐剤の中に木材をつけて圧力をかけて中まで浸透させる処理です。
国立競技場の木材処理もされているとの事で見学させていただきました。
早いようでもうすぐ竣工5年なるようですが、自然な色を残していますね!
無垢の木を使いたい気持ちは多くの人が持っていると思います
木のドア.木の外装.木の塀など昔の日本の建物では多くの場所で木を使っていました。
燃える、腐る、昔から木を加工している大工さんの父ですら諦めがあります
木の代わりにアルミの木のプリント・コンクリート板に木のプリント
いくら印刷技術が進んでもどこか味気ないものです。
このような技術がもっとわかりやすく安価に小さな建物にまで普及してくると
ずいぶん楽しくなります。
後半の写真はクロネコヤマトの新社屋工事中も見せていただきました。
13階?屋上まで30mm程度の木材をビス留めしているそうです。
定期メンテナンスをしていれば腐ったり減ったりが少ないので出来るんでしょうね
構造で言えば先日木造18階のビルが着工しているニュ-スも聞きました。
夢が広がりますね、 私がやっている小さな規模でも
よりよく少しでも進化が出来るといいです。