駅ビルでもお粗末なゼネコン

ある新築駅ビル内で店舗の工事がはじまり
設計監理としてビル(阪#ビル/ゼネコン#成建設)と打合せをしています。
私の設計している店舗も契約店舗のドタキャンにともない
滑込みで出店が決まりました。他にもぎりぎりで
テナントが決まった区画もあります。
やはり経済の低迷をあらわしているのでしょうか?
今回のビル工事では、
テナント決定の遅れもあると思いますが
建築工事自体が遅れているのも深刻です。
ゼネコンの監理が行き届いていない。
全テナントに影響してくるような共用部の設計
(ゼネコン設計部)が何度も変更され、テナント内より
共用部の工事が遅れていること。
おそらくビル本工事で施主が予算を出し渋り
なかなか全体が決まらないのでしょう。
証拠にビル工事の業者の動きもとても悪い。
5年ぐらい前のテナントビルだったら、テナントに入るのも
(審査.知名度)など大変で
工事も大手ゼネコンの厳しい監理体制のなかでおこなわれ
テナント工事は大変でした。
今では逆さまです。天下の大手ゼネコン#成がそうだから
他の建築屋さんでもそんなものでしょう。
費用はかけたくない、表面上は良いものがほしい。
本当に良いものは生まれません。
受ける側も言いなりの報酬で受け、その中で出来る方法をさがす
どうしても、なになに偽装にたどり着いてしまいそうですね!

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