“つぶやき”の記事一覧

建築士会木材利用建築見学会

建築士会の皆さんと木材利用建築見学会に行ってきました。

兼松サステック(株)という高耐久木材加工会社さんの主催で

施工された建物をいくつか回りました。

簡単に言うと防腐剤の中に木材をつけて圧力をかけて中まで浸透させる処理です。

国立競技場の木材処理もされているとの事で見学させていただきました。

早いようでもうすぐ竣工5年なるようですが、自然な色を残していますね!

 

無垢の木を使いたい気持ちは多くの人が持っていると思います

木のドア.木の外装.木の塀など昔の日本の建物では多くの場所で木を使っていました。

燃える、腐る、昔から木を加工している大工さんの父ですら諦めがあります

木の代わりにアルミの木のプリント・コンクリート板に木のプリント

いくら印刷技術が進んでもどこか味気ないものです。

このような技術がもっとわかりやすく安価に小さな建物にまで普及してくると

ずいぶん楽しくなります。

 

後半の写真はクロネコヤマトの新社屋工事中も見せていただきました。

13階?屋上まで30mm程度の木材をビス留めしているそうです。

定期メンテナンスをしていれば腐ったり減ったりが少ないので出来るんでしょうね

 

構造で言えば先日木造18階のビルが着工しているニュ-スも聞きました。

夢が広がりますね、  私がやっている小さな規模でも

よりよく少しでも進化が出来るといいです。

 

 

私ごとですが坊主になりました。

私ごとですが坊主になりました。

悪いことして怒られたわけではありません。笑

人生初です。すごく寒いです。

10年〜15年はメンテ時期

10年〜15年はメンテ時期、、を痛感しているこのごろです。

自宅と事務所のトイレのウォシュレットが順番に壊れて、しかもすでにパーツが廃盤生産中止で丸々交換。タンク一体式だから   なかなかの値段!

テレビも一台急につかなくなり、コストコ まで買いに、、

おまけに高窓サッシの開閉も動かなくなり

立て続けに、、なにか?悪い事したかな。

まだ暑いけど、エアコンまで壊れないでと 祈るばかり

築13年だから色々な物が壊れだすころだと

仕事頭では分かっていますが自分のことだとお財布が心配に??

 

木を使った優しい集合住宅を作りたい

木を使った優しい集合住宅を作りたいと常々思っています。

賃貸でもカフェの様な柔らかなインテリアが作れたら

入居される方に喜んでいただけるのではないか??

 

アパ-ト 共同住宅は大体ビニ-ルクロスで壁天井を囲われた殺風景なお部屋が多いですね

それは防火に対する法規が厳しく木の部分を

石膏ボードで被覆しなければならないからなんです。

少しでも木材をそのまま見せて、なるべく費用をかけずに

一般的な建築法でも出来る方法を考えています。

 

集合住宅の建物は防火上

1.耐火建築物

2.準耐火建築物

3.省令準耐火

4.防火構造

と4段階に分かれています。

 

東京の余裕のない敷地では

2.準耐火建築物の場合、燃えしろ設計という考えで梁を木材を剥き出しに出来ます。

これは計算上の材料サイズよりも4面35mm燃えるかもしてないとして大きくしておきます。

(木材は表層が燃えると炭化して内部に火が進むのを防ぐという考えです)

構造計算が必要になります。

 

3.省令準耐火の場合、外壁は防火構造耐火30分+内部も防火処置をしましょう。

という2と3の中間できな考え方です。

外壁では真壁造りが可能です。昔の土壁のお家は柱や梁が壁から少し出張って見えていましたね

それと同じ事が可能、既成のサイディングでもあります。

 

また非構造部分、小屋裏収納や床を直接支えていない小梁など造作部分では

そのまま木軸剥き出しにできます。(建築場所の行政との協議にもよります)

 

4.防火構造の場合は、外壁が防火構造耐火30分で屋根が不燃材ならば良いので

雑誌に載っている様な、屋根組まで全部剥き出しの素敵な感じに作ることも可能です。

※ただし、建物火災保険の等級まで考慮に入れると油断なりません。

1.2.3と4防火構造では 保険等級はH構造とT構造にかわり倍近くに跳ね上がります。

集合住宅は建物も大きいので10年で100万超えなんて事も多いので重要です。

 

立地や諸条件にもよりますが 省令準耐火に出来ると一番良さそうかな。

少しでも木をそのまま使った優しいお部屋を作りたいと日々悩んでいます。


建築旅、福生市役所

打ち合わせの合間に福生市役所を見学に行ってみました。

山本理研さんの設計です。

1階2階の屋根が芝の敷かれた市民広場になっていて、丘の様に起伏のある楽しげなスペースになっていました。

四角い整然と並んだ窓は、スカ-トの様に滑らかに広がった建物の接地点から芝の丘に滑り降りて天窓になっていました。


1階役所内は、丘の底のスラブを、そのまま天井にしているので滑らかな起伏があり、若干洞窟の様な感じもします。

窓が多いのでアルミのシャッターが付いてました。

一般の市役所としては、すごく頑張った綺麗な建物です。

役所側が芝の丘をもっと上手く使えればもっとよかった。

休憩している人とかひとりもいなかったのは少し寂しいかな?



植栽AI検索

植栽AI検索にこっている。

picture thisという携帯アプリをいれまして

気になって植栽の写真を撮ると瞬時AIが種別を判定してくるます。

綺麗な植栽があるとパシャパシャしています。 気にしていないとあまり見ていないんだな〜  植込みで多い、ツゲ、でもいろんな種類があります。

建築散歩

石神井にプリツカ-賞日本人建築家の共同住宅を二つ見つけました。

突然、日本っぽく無い素敵な建物が登場したした。坂茂さんの建物でした。   今の木の構造を駆使したイメージではないけれど 構造的で海外の映画に出てきそうです。

もう一つは妹島和世さんのガラス張りの戸建てがより集まった様な長屋?

塀も何もなくてふらっと入って行けそうな

都市に開かれたと言うのか?最先端のコンセプト住宅。 満室のようですがどの部屋の全てカ-テンが閉められて、あまりイメージが出ていない。 この建物を借りるのならガラス張りまま、ピカピカもモダンライフを見せて欲しかった。

建築材料がまた不安

建築材料がまた不安定になって来ているとの話しが出始めています。

コロナで抑えられていた建築需要と世界的にばら撒いているコロナ関連のお金が合わさってアメリカ、中国などいくつかの国で木材が取り合いになり、日本に入り辛くなっているとの話です。

これから、進んみだす物件に支障が出ないように工務店さんと慎重に調整していきます。

海外情勢に振り回されて、たびたび起こるこの様な問題、日本は小さな国だから仕方が無いのか?

こんなに木の多い国なのに、、、

身近な生活と経済のお金が益々乖離していく不安もありますね。

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