現場の進捗だけでなく、普段感じている事書いてます。
[ちょっと]の思いが垣間見れるかと思います。
今週は事務所作業をひかえ、各物件現場廻っています。
ここの物件は上棟して.屋根がかかり.金物をどんどん付けてもらっています。
この黒いV型は木造用制震金物
関東大地震も予想される近頃、地震の揺れを吸収する金物です。
耐震ソフトで配置計算されていますがかなりの数が。
これだけ入っていればだいぶ安心でしょ??
大工さんから『設計屋さんここの屋根は大変だよ』確かに複雑
色々な要素を考慮するとこうなってしまった。
ちょっとカッコいいと思いけど??
この物件では通常ついているプラスチックの雨樋が屋根と一体になっています。
もちろん縦のパイプはありますけど。
雨が降るから樋がつく…そんな当たり前がゴチャゴチャ不規則になっていくから
ちょっとだけでも整理したい。。
先日、木造アパ-トのつな張りを確認しに行ってきました。
土地有効活用のため目一杯建てているので
最初の確認は重要です。
ここは地盤が斜め.道路斜線緩和(天空率)を受けているのでさらに
かつかつ
全体を25mm移動してもらう事にしました。
建築では10や20どうしても狂ってくる事が多いのですが
店舗.内装など細かな仕事しているせいか
ついつい数字が細かくなってしまいます。
余裕が無さ過ぎて、工務店さんを苦しめる事も??
木の貫を打ち色糸で柱の芯を出しています。
高さと水平方向をまとめて出してくれています。
この次は掘削工事へと進んで行きます。
近頃は、ほぼ同時に工事がいくつも進んでいるので
ちょうど毎週の様に基礎配筋チェックに行っているところです。
チェックは
仕様は図面ですべて書いてありますが
現場で勘違いしていないか…
図面では見えてこなかった不具合が無いかを確認していきます。
やっぱり現場に行くと1つは何か発見します。
図面は50%現場確認調整は50%紙だけでは良い物は立ちません!
職人さんと話をして現場がどういう雰囲気なのか
どんな事に気を付けるべきかそんな事も大切です。
最近は構造事務所との連携がうまくいっているので
プランで無理している箇所など
構造側でかなりホロ-してくれています。
現場で配筋を見るとあらためてここまで
厳重にやってるんだと感心します。
板橋で作っていたレストランがOPENして早、1か月が経ちました。
やっとデ-タの整理をしたので写真UPしました。
♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩♩
最近の店舗デザインコンセプトはやっぱり『ロ-コスト』??
オ-ナ-シェフ1号店なので費用をおさえて
立地が板橋なので入りやすく..それでいて地域にはないおしゃれで
印象的なお店をと考えました。
天井.床.壁…….内装の箱はコンクリ-ト躯体のまま塗装を塗るだけ
照明は配線ダクトでスポット
これ『ロ-コスト店舗デザイン』の基本になってきちゃいました。
施主さんはチェ-ン店※※※グリルで腕を磨いて独立!
わたしのなかの『勝手な※※※グリルのイメ-ジ』レンガと白い壁.大人っぽい雰囲気の
スパイスをかけます。
板橋だから入りやすく
『かわいらしく.おしゃれに』もちろんロ-コストで
壁面いっぱいの絵や黒板チョ-クア-トで飾り付け
施主さんの希望だったチェックのテ-ブルクロス
10月後半に1件.先週1件.来週1件申請続きで分厚い法令集がはなせない毎日です。
わたしはどちらかと言えば、申請や行政対応よりもデザインや実施でうちあわせ
組たてて作り上げていく方がとくいなので!….ちょっと大変な時期です。汗..
確認申請も耐震偽装の件で大げさな事になり、落ち着いてからずいぶん経ちますが
まだまだいろいろあります。
建設地域の行政によりずいぶん簡略化された地域もあらば、
逆に法令や条例以外に地域行政で独自のル-ル?見解を作っているところも
いくつもあります。
地域によって行政に申請した方が良い、、審査機関に申請した方が良いなんて事もあります!!
審査機関というのは国土交通大臣または都道府県知事の指定を受けた代理機関の事なんですが
耐震偽装問題のさらに前になりますが
確認申請に時間がかかりすぎる問題があり、審査の迅速化/時間短縮のため民間委託会社をつくった
訳です。
しかし、民間審査機関で出した確認申請『検査済』を独自のル-ル?見解を持つ地域行政は
チェックしたり、なかには再審査になる事もあります。
それじゃ~初めから地域行政に申請した方がいいとなるわけです。
審査の迅速化/時間短縮はどこいったのか?