現場の進捗だけでなく、普段感じている事書いてます。
[ちょっと]の思いが垣間見れるかと思います。
配管検査に行ってきました。
鉄筋の太さ、本数そして壁の位置高さ、 設計図があるんだから間違わない? そんなことはありません。
途中の打ち合わせでの変更点の伝達ミスや 各業種で図面の通り収まらないから変えときました。 そんな事はよくある事。
設計者のいないメ-カ-建築は監督さん次第、 もちろんしっかりしている会社も多いですが「第三者検査会社がちゃんと見るから..」なんていう会社ほど、あまり見ていないことが多いです。 第三者検査や瑕疵担保保険の検査はあくまでも保険としての検査。
綺麗に強く長持ちする様に全体としてみれるのは設計者がいればこそ。
建築材料がまた不安定になって来ているとの話しが出始めています。
コロナで抑えられていた建築需要と世界的にばら撒いているコロナ関連のお金が合わさってアメリカ、中国などいくつかの国で木材が取り合いになり、日本に入り辛くなっているとの話です。
これから、進んみだす物件に支障が出ないように工務店さんと慎重に調整していきます。
海外情勢に振り回されて、たびたび起こるこの様な問題、日本は小さな国だから仕方が無いのか?
こんなに木の多い国なのに、、、
身近な生活と経済のお金が益々乖離していく不安もありますね。
葛飾のアパートが完成間際ですが、今日は朝から雨ですね、 工務店さんが外構コンクリートを打ちたいと言っていましたがずれちゃいました? 先週は見学会も出来て9人の方にみていただきました。コロナになってなかなか集まれる状況ではありませんが、、やっぱり集まってお話ししたいです。マスクの集団は少し怖い感じもありますが、、
青い扉の4世帯の長屋式集合住宅です。
ロフト付きアパートはかなり完成度が高くなって来ていますが、施主さんや敷地の特徴を生かしアレンジしています。一つだけの物件なればと毎回工夫していますよ!
今回は面積が小めの為すこしでもお部屋を広く、階段側に広げて、、頭が当たってしまうのでお部屋側では床を上げてTV台にしました。
玄関が広めになるお部屋は土間を広げて自転車がはあります。壁もosbを貼って工具棚や
自転車ラックをDIYで取り付けても良い壁を作りました。
葛飾4世帯集合住宅の建築検査がありました。
検査官の方と敷地と建物の配置寸法の確認 や私のまとめた現場管理の書類や写真を見ていただき、 工務店さんのコンクリート強度や配合などの社内検査の資料などご説明して 指摘なく検査完了しました。
皆様有難うございました。
検査官の方非常に良く見ていただけるし 私達も、もちろん法に忠実につくっているのですが、なにか昔聞いた建築士建築業者を 性善説で見ている、そんな心配がよぎる事もあります。
検査の方は、はじめて現場に来ますし 事前に図面を読み込んでくるわけもなく、私の設計している建物は複雑なものが多いので 、こうなってるんだね!よく考えたね!など関心していただく事が多いです。
このシステムだとわざと手を抜く施工業者がろくに説明もせず、資料なども必要なものしか出さなければ、いかようにも隠し切れる。
しつこくチェックされても困るのですが そんな不安を抱く事もあります。