現場の進捗だけでなく、普段感じている事書いてます。
[ちょっと]の思いが垣間見れるかと思います。
杉並の集合住宅では屋根断熱が終わっていました。 通気遮熱パネル銀次郎の上に発泡ウレタンを吹いています。天井の白いところです。
私の設計では空間を屋根なりに目一杯使う事が多いので屋根断熱はとても重要です。
高密度のグラスウ-ルやスタイロフォ-ム、遮熱マットも多くありますが施工性にむらが出てしまいます。
天井作業で隙間なく均一にはとても大変な作業です。 吹き付け発泡ウレタンは吹き付けてから膨張していくので、自然と隙間やむらのない工事になります。
高性能で現場の大変さが減ればとても良いです。
お寿司屋さんの工事が進んでいます。
飲食店は小さなさくても防水、吸排気、エアコン、給排水、消防など設備全てあります。
工事が始まれば2ヶ月後にはopen
建築と比べるとかなり駆け足に詰め込む感じですが、スリリングでとても面白いです。
まだまだ、飲食業界には厳しい日がつづきますがオリンピックが終わる頃には先が見えてほしいものです。
杉並区で同時進行二つ目のアパートが着工しました。
遣り方を出してもらい午前中に配置の確認をして、掘削が開始されました。
図面に合わせて出してもらった配置を一方向に2cmずらしてもらい決定としました。
建築では2.5cmぐらいまでは許容誤差といわれますが私の場合1cm以上は修正してもらっています。
業者さんには申し訳ないのですが、現場が進みはじめると図面通り行かないものがつぎつぎと起こっていきます、 想定できる誤差は最小にしておきたい!
ウッドショックについては一向に先が見えない状態との事ですが、今進めていただいている物件は1ヶ月程度の誤差は出そうですが、進んでいます。 完全に流通が止まってしまうまえに、戻って来て欲しいです。
杉並木造共同住宅の現場確認に行って来ました。 構造金物や耐力壁の配置や施工の仕方など確認して、職人さんたちと打ち合わせをして来ました。
後日、施工確認の第三者機関がさらにチェックして先に進んでいきます。
意匠設計者の中には図面だけ、デザインだけ 現場確認は施工会社の仕事と考える人もいます、、 私はデザイナーではなく 技術者肌なんでしよう。
自分の目で見た方が確かだし、状況を見ながら職人さんと話していると、図面では見えていなかった多くの事が見えてきます。
日本の職人魂は健在ですよ!
図面に書いてあるけど、こうやった方が強いよ、綺麗に納まるよ、 色々な意見をくれます。
なんと言っても、物がどんどん出来ているのはとても楽しく、スリリングです。
竣工9年のご自宅兼用賃貸2住戸の物件を見に行けました。
今回は1階施主様宅のロフト階にエアコンを付けたいということで、工務店さんと一緒に見に行きました。
やはり私の設計した建物の10年後は気になります。色々工夫して綺麗に使っていただけていました、入居者さんも空かず稼働しているそうです。
ロフト層は断熱に気を使っていても吹き抜けから暖かい空気が上がりますので、暑さは避けられません。
建築当時予算調整もあり エアコンは少したって落ち着いてから取りつける事にしていましたが、いままでやり過ごせていたそうです。
エアコン無しで9年も耐えたんですね。 ’大丈夫でしたよ、、でも最近 テレワークになって、さすがに日中ずっといるのは辛いと思って、、 とお話いただきました。