集合住宅が竣工間際なので
建築検査のための現場確認に行ってきました。
建築検査では木造2階建て程度でも
構造軸組は見えなくなってしまうので
金物.筋交い.合板.界壁.設備壁貫通部分の写真提出
その他工事の進行過程の写真.施工結果報告書類
現場寸法チェックリスト.シックハウスの写真.換気状況の確認
など書類整理が結構あります。(書類はほんとにめんどうです)
その中でもシックハウス書類はかなり意味がうすれてきています.
2003年に施行されたシックハウス法は聞いた事ぐらいは
あると思いますが、新築に引っ越すと気持ち悪くなったり
アレルギ-症状が出たりするあれです。
一時期は自然素材.ホルムアルデヒドなどの科学物質が
含まれない材料を使って健康住宅などの宣伝文句もはやりました。
(すごくわざとらしくて嫌でした。—-今で言うエコハウスですね)
今では当たり前になってしまって、すべての素材が科学物質を
ほとんど含まないF☆☆☆☆–フォ-スタ-になってしまいました。
これはクロスを貼のりですが箱にF☆☆☆☆があるの見えますか
計算書ではF☆のかずで基準がきめられ、科学物質の発散分
24時間換気扇をつかって外に出そうということですが
クロス.のり.ボンド.家具.化粧板.みんなF☆☆☆☆になってしまったにで
計算上は科学物質の発散しない事になってしまいました。
投稿日:2010年4月21日
カテゴリー:建築
カテゴリー:建築