世田谷で進行中の住宅プロジェクトの工事が順調に進んでいます。
このプロジェクトは木造の3階建て戸建住宅です。
通常、木造軸組構法では大きなお部屋の幅は2間半(約4..55メートル)が基準ですが、
ここでは構造設計者と何度も相談しながら、
6.55メートルの広々とした空間を作っています。
大空間木造では、木骨フレーム工法やSE工法などといった用語を耳にした事が
あるかもしれませんが
住宅規模ですと非常に高価になりますし、
そのメーカーの基準に合わせる必要がありますので、 他の部分にも制約も出てきます。
今回の計画では、基本的な木造軸組工法を採用しています。
木梁の高さは54cmで大変大きく、鉄骨なみのサイズがありますが
構造梁をそのまま見せて使用し、天井を高くすることで効果的に活用しています。
この建物は準耐火構造となっておりますが 一部では木軸をそのまま見せることで、
優しいデザインを目指しています。
キッチンとリビングダイニングにはオープンな配置を採用し、
畳小上がりも設けられています。
また、大型の収納スペースなども少しずつ形が出来てきました。。
投稿日:2024年1月25日
カテゴリー:建築
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